2013年7月2日火曜日

Gentoo Install Battle tips 前編

主に私のGNU/Linux講座でGentoo Install Battleに取り組み中の教え子の皆さんへのtips、前編。

  • はじめに見るべきガイド
  • VirtualBox
    • Windows 8でも最新のVirtualBoxインストーラーを使うとコケません
    • Hyper-Vと同時利用できないのでVirtualBoxを使いたければHyper-Vは無効化しておく
    • CPUコア数は可能なら2とか4とか割り当てると作業時間が短縮されます
    • メモリー量は2GB以上割り当てられると重いアプリの導入でも快適かも
    • HDDは余裕があれば16GBくらい確保して置いた方がGUIやアレコレ導入する際に詰まらないかも
    • 作業中にスナップショット機能を使うと実行の怖いコマンドなどを安全に試せます
    • 講座終了時には仮想マシンのメニューから「閉じる」を選ぶと「状態を保存して」終了できるので、次回講座時間にそのままの状態から再開できます
  • minimalの.isoで起動する際
    • ペンギンの絵が画面上部に出始めたなら22[ENTER]しておくとよい
      • これは日本語キーボードを選択する入力に対応し、プロンプト表示前でも入力バッファーは受け付けられているので予め入力しておくとよい、という事
      • やらずにキーボード設定をタイムアウトした場合US101に設定されてしまいます
        • 一覧から探しているとタイムアウトするので日本語キーボードを使っているなら22ENTERしておくことをおすすめします
  • fdisk
    • /boot、swap、/の3つを用意する計画でパーティションを仕切るとよい
      • より細かく仕切りたければ止めはしないがGNU/Linuxとパーティショニングに慣れてからで良いでしょう
      • /bootは100MB程度でも十二分に余裕です
      • swapは割り当てたメモリー量と同量を目安に
      • /は残り全部
    • fdiskの流れ
      • fdisk /dev/sdaとかしてディスクを指定して起動
      • mでコマンドを確認
      • pで現在のパーティショニングを確認
      • nでパーティションを作成
        • 先頭アドレスはそのままENTERで自動的に詰めてくれる
        • 終了アドレスは+1GBとか指示すれば容量で設定できる
      • 最後はwでHDDに実際にパーティショニングを書き出して終了
  • mkfs
    • 基本的にはmkfs.ext4とか使ってEXT4ファイルシステムを使うとよい
      • フォーマットも一瞬で終わる
  • mkswapとswapon
    • よほどこれをしない事に自信がある場合を除いて忘れずにやりましょう
  • stage3の入手など
    • 演習会場の回線状況が悪い場合などに事前にstage3のアーカイブファイルを別環境でダウンロードして用意しておくなどしても構いません
  • ホストOSの世界からゲストOSの世界へのファイルの受け渡し(現段階での簡易的な方法)
    • 例えばWindowsホストなら例えばISO WORKSHOPを使って任意のファイルを含んだ.isoを作成するなどして、その.isoをGentoo Linuxゲストでマウントしてあげる方法が手っ取り早いかもしれません
      • 仮想マシンにGentooのminimal installの.isoと任意データ用の.isoを同時にマウントしやすい様に仮想CD/DVDドライブを2台接続した設定にしておくと楽でしょう
    • 他の方法としてはホストマシン側でhttpdやftpdを稼働させゲストマシン側からlinksやwgetしても良いでしょう
  • 途中で仮想マシンの電源を落としたくなった
    • 仮想マシンの電源を落としても仮想マシンのHDDの内容は当然HDDですから不揮発です。電源を落として仮想マシンの設定など行った後、/mnt/gentooと/mnt/gentoo/bootへHDDのパーティションをマウントするなどすれば続きの作業を行えるでしょう
  • chroot
    • .isoから起動したシステムが認識しているデバイスなどをHDDの/mnt/gentoo以下でもアクセスできるようにmountコマンドでエイリアスを張ったりする作業を忘れないように
    • chrootすると文字通り/が対象の場所へ変化します。これにより.isoで起動していたメモリー上の仮のシステムからHDDに用意した本番環境へと起動中のカーネルのままリブートせずに移行できます
    • chrootは端末(tty)ごと行うコマンドですから、ttyを切り替えた先はおそらくchrootしていない状態の環境でしょう
  • date
    • UTCは日本現地時間とは-9時間の差があります。もしかしたら時計は狂っていないかもしれませんよ
  • portageと/etc/make.conf
    • インストールガイドは古く、現在は/etc/portage/make.confを使います
      • なお、/etc/make.confを手作業で作成して進めてしまうと設定ファイルの重複で怒られる事になります
  • カーネルのコンパイル
    • 手動でやる余裕が無さそうな場合はインストールガイド後半にあるgenkernelを使う方法を採用すれば安全に進められるでしょう
とりあえず前編ここまで。講座時間中に私がしゃべりながら実演した内容から安全だったり念のためだったり、あるいはちょっとしたやり方の工夫だったりドキュメントのエラッタだったりを思い出して書いて置きました。

次回はカーネルのコンパイルが終わった直後から後編として再開します。

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