2014年4月3日木曜日

tips: テキストエディター「Kate」のプロジェクトプラグインの使い方

KateはKDE標準のテキストエディター、Gnomeでいえばgeditみたいな立ち位置。Kateは高速で快適、高機能で安定な良い子でGUI環境ではVimよりKateを使う事が近年多くなりました。ちなみに、Windowsの人もKDE Windows Initiativeで導入すれば簡単(たぶん)。

Kateにはプラグインシステムがあり、プロジェクト管理プラグインも搭載しています

さて、それでは早速、

Kateでプロジェクト管理をさっくり体験する方法:
  1. プロジェクト管理したい対称をgitリポジトリーにしておきます。
  2. Kateの設定から"Project Plugin"を有効にします。
  3. プロジェクトのルートディレクトリーに".kateproject"ファイルを作ります。このファイルの中身はとりあえずはJSONだと思えばよいです。(厳密にはQtのJSONです。)
  4. { "name":"example", "files": [ { "git": 1 }] } と書きます。(JSON規格上クォートはダブルです。シングルだと認識されません。)
  5. kateで.kateprojectを開くと、左の縦タブバーのProjectsがexampleプロジェクトを認識してくれています。
Kateのプロジェクト管理プラグインはgitリポジトリーの管理対象のファイル群をプロジェクトのファイル郡として認識する機能を持っています。gitで管理しているプロジェクトでKateのプロジェクト管理プラグインを使うのはこれだけでできます。簡単(╹◡╹)

続いて、

ビルド設定の方法: 
  1. Kateの設定から"ビルドプラグイン"を有効にします。
  2. 事前にbuildディレクトリーを作ってcmakeするなどしてninja可能にしておきます。(or 次の手順の"build"プロパティーにcmake ../src && make などなどビルドコマンドを任意に記述します。)
  3. 以下のように.kateprojectに"build"プロパティーを追記します。
{ "name"  : "example"
, "files" : [ { "git": 1 } ]
, "build" :
  { "directry" : "build"
  , "build"     : "ninja"
  , "clean"     : "ninja clean"
  }
}

ビルドプラグインはKateの下側の水平タブバーに"ビルド出力"として出現しています。操作は上部メニューの"ビルド"から。お好みでショートカットキーを割り当てると良いです。

ほかにも、.kateprojectではgitではなくディレクトリーからファイルをフィルターしてプロジェクトに入れたり、複数のプロジェクトを束ねたりも。

{ "name": "awesome-example"
, "projects":
  [ { "name": "awesome-1"
    , "files": [ { "directory": "awesome-1", "filters": ["*.cxx", "*.hxx"] } ]
    }
  , { "name": "awesome-2"
    , "files": [ { "directory": "awesome-2", "filters": ["*.hs"] } ]
    }
  , { "name": "awesome-3"
    , "files": [ { "directory": "awesome-3", "filters": ["*.html", "*.css", ".js"] } ]
    }
  ]
}

IDEまで仰々しいものは要らないまでも、テキストエディターは機敏に快適に高機能、でもお手軽なものでシンプルに、GUIが使えるのならKateとプロジェクト管理プラグイン、それにもちろんgitは相性の良い組み合わせの1つです(╹◡╹)


参考:

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